試験前日~当日にかけてのメンタルの保ち方など

いよいよ今年の一級建築士学科試験が2日後に迫ってまいりました。ついに来たという感じがします。今年は開催されるはずだった東京オリンピックの影響で例年より2週間ほど早い試験日となっております。

以下、毎年同じようなことを言っていますが、本試験前日~当日にかけての過ごし方や、どうしても不安に思う気持ちの抑え方について個人的な考えをまとめてみました。受験生の皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。

『一つ言えることは、勉強すればするほど不安になっていくということです。逆に言うと、勉強しなければ、不安も何もありません。

例えば、模試などで思ったような結果を出すことが出来なくて「悔しい」と思うとき、勉強した量に比例して、その悔しさは増すのだと思います。一所懸命に勉強した(している)からこその悔しさであり、勉強していなければ、別に悔しいという気持ちは湧かないと思います。

ゆえに、不安であることは、今まで勉強してきたことの証であり、大いに自信を持っていいことだと思っています。特に、一級建築士学科試験の出題範囲は無限と思えるほどに広く、難易度も半端なものではありません。「もう、ここまで勉強すればO.K.」という限りがあるわけでなく、どこまで勉強しても無限の荒野が広がっているようなイメージが、自分にはありました。

ですが、今日まで頑張ってきたみなさんには、もう十分に合格するための実力が備わっています。

最後は自分を信じて、普段通りの気持ちで、普段通りに解いて来て下さい!

結果は、必ず後からついてきます!!

本試験前日の過ごし方についてですが、今までで一番出来が悪かった年度の過去問や模試を、もう一度学科ⅠからⅤまで解き直してみるという行為が精神安定上、最も良いような気がします。

あと、当日持っていく参考書とか問題集については、はっきり言って、会場ではそんなに勉強できるものではありませんので、各教科、自分にとってお守り的存在の1冊を持って行けば十分です。

受験票、シャーペン(鉛筆)、消しゴムがあれば、とりあえず試験を受けて来られます。この3点の持ち物確認は、最後に必ず行なって下さい。(法令集も忘れずに!)』

※今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、試験会場では検温や体調確認が行われるなど、例年とは違った緊張感があるはずです。試験中、もしも緊張感が最大となり、パニック状態に陥ってしまった時は、まずはトイレに行きましょう。そして、目を閉じて深呼吸しましょう。
あまり重く考え過ぎず、気楽に受けて来て下さい。

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