令和二年度の一級建築士学科試験を終えて

昨日は、令和二年度一級建築士学科試験がありました。
受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
まずは、少し休んで下さい。戦士の休息をとりましょう!

受験した卒業生等の情報をまとめると、今年は「難しかった」ようで、基準点は今のところ90点前後で揺れ動いているみたいです。自己採点の結果、ボーダーライン上にある場合は、なかなか気持ちの切り替えが難しいと思いますが、とにかく9/8(火)の合格発表日を待ちつつ、製図試験の準備もしていきましょう。

そして、自己採点の結果、惜しくも基準点に届かなかった場合におきまして、この試験は本当に大変な試験であるが故に、軽々しく再受験することを強要することはできません。しかしながら、自分自身の心が、また挑戦する気持ちになるのであれば、是非とも頑張って頂きたいと切に思っています。

 

さて、一級も二級も学科試験が終わりました。
これから、いよいよ製図の戦いが始まります。
これからが本番です。

2~3日休んだら、まずは、昨年の製図本試験課題を模写してみましょう。その際、必ず時間計測を忘れずに行って下さい。当面の作図目標時間は、3時間を切ることですが、恐らく最初は10時間とか、かかるはずです。作図時間の短縮を図ると共に、エスキス力も養っていく必要があります。結局、最後はエスキス勝負となります。一級の製図試験は、建物規模が3,000㎡前後の場合が多いですが、与条件も多く、なかなかに難しいものとなっています。エスキスにかけられる時間はMAXで3時間くらいと考えていいです。それに加えて、計画の要点なるA3版の設計主旨的なものも書かなければなりません。これにかけられる時間は50分くらいです。トータルで6時間30分以内に完成させるというのが一級の製図試験です。

この辺りの話は、今後、本サイトにおいて、詳しくお話ししていきたいと考えています。興味のある方は、たまに覗いてみて下さい。

本日は、以上となります。
本当にお疲れ様でした。

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