今、しておくべきこと

今週の水曜日(7/22)に、いよいよ今年の一級建築士製図試験の課題が発表されます。オリンピックが開催される予定でしたから、例年とは違うタイミングでの発表ということもあって、ちょっとドキドキします。

巷では、そろそろ基準階タイプがくるのではないかと言われていますが、ぶっちゃけ分かりません。そこで、どんな課題だったとしても、今しておいて絶対に損にならない作図練習の項目を以下に記します。

  1. コア(階段・EV)
  2. 便所
  3. 什器類
  4. 断面図

特に初受験の場合は、以上の項目について、定規を使って描いた後に、必ずフリーハンドでも描いてみて下さい。前回も書きましたが、ある程度の精度を保ちつつ、作図スピードを上げることは絶対に不可欠です。個人的にはフリーハンドのほうが圧倒的に速く描けます。ただし、この辺りは個人差があって、定規を使ったほうが速く描けるという人もいます。

とにかく、上記の4項目について、まずは精度よりもスピードを重視して練習してみて下さい。3.の什器類というのは、テーブルとイスを、丸でも四角でも描けるようにしておくということです。特にフリーハンドで描く場合は、スケールアウトしないように注意して下さい。

あと、時間があるのであれば、過去の基準階タイプの断面図を見ておいたほうがいいです。通常の3階建てとは違い、階数が多くなりますから、物理的に作図時間は多くなります。

フリーハンドであれば、ちょっとしたすき間時間を使って、方眼紙にコアを描いたり、便所を描いたり、作図練習できます。是非、試してみて下さい。