構造みたいな法規の問題

法規の中で構造系の問題は、なるべく法令集を引かずに解けるようにならなければなりません。そういう意味で、とにかく必ず得点しなければならない問題の一つと言うこともできます。こういう問題を如何に取りこぼさずに得点できるかが合格のカギです。

これからの1ヶ月間の過ごし方が、合否に直結します。

時には、自分の実力を疑うような場面もあるかもしれません。
思うように模試の点数が伸びないときもあるかもしれません。
意味もなく、落ち込むこともあるかもしれません。

ですが、大丈夫です。
ここまで、本気で勉強して来たのであれば、必ず合格します!

新しいことをする必要はありません。
ひたすら、今までの復習に努めましょう。

ただし! 漠然と復習することは止めましょう!
主として、自分の苦手な箇所を重点的に復習しましょう。そして、過去問においては、正答枝以外の選択枝についても、解説を丁寧に丁寧に、ちゃんと意識して精読しましょう!!

 

学科Ⅲ(法規)(1級過去問 H26)
問 コンクリートの強度等に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。

  1. 設計基準強度が21N/mm2以下のコンクリートのせん断に対する材料強度は、圧縮に対する材料強度の1/10である。
  2. コンクリートの材料強度の算定における設計基準強度の上限の数値は、特定行政庁が規則で定めることができる。
  3. 鉄筋コンクリート造に使用するコンクリートの四週圧縮強度を求める場合においては、国土交通大臣が指定する強度試験によらなければならない。
  4. コンクリートの短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度は、設計基準強度の3/4である。

 

 

(解答・解説)

  1. 令第97条第1項表により、正しい記述です。
  2. 令第91条第2項により、正しい記述です。
  3. 令第74条第2項により、正しい記述です。
  4. 令第91条第1項の表により、誤った記述です。短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度は、設計基準強度の2/3となります。

従いまして、答えは4.となります。

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