崩壊荷重を求める問題

下記の問題は、崩壊荷重を求める問題としては、一般的な難易度の問題だと思います。左右の柱の長さが異なったラーメン構造となっていますので、それぞれの塑性ヒンジにおける回転角が違う値になることには注意が必要です。

塑性解析系の問題は一級建築士試験特有の出題範囲ですが、一度、解法の手順を覚えてしまえば、トラス等の問題と同様に得点源となり得る分野です!!

 

学科Ⅳ(構造)(1級過去問 H27)
問 図-1のような水平荷重Pを受けるラーメンにおいて、水平荷重Pを増大させたとき、そのラーメンは、図-2のような崩壊機構を示した。ラーメンの崩壊荷重Puの値を求めよ。ただし、柱、梁の全塑性モーメントの値は、それぞれ400kN・m、200kN・mとする。

 

(解答・解説)

上記の変形角度が微小のときの考え方は、頻出事項ですので、よく確認しておきましょう。

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