今一のプラン

今年の課題は、高齢者介護施設ですが、自分が把握している限りにおいては、過去に同じようなテーマで、3回出題されています(H11年・23年・27年)。

今年で、4回目となります。

さすがに、何かやってきそうな気がします。
あくまでも、極めて個人的な見解ですが、今年の二級のお題が「シェアハウス」でしたので、一級も、それに近いテーマということで、ユニットケア型があやしいと考えています。

あと、今年の課題においては、屋上庭園との相性がいいので、恐らく要求されるのではないかと思います。さらに、吹抜けも出題されるでしょうね。反面、天井高の高い大空間はないように思います。

洗濯室・リネン室・汚物処理室・多機能便所は必須です。各階への設置が要求される場合もありますので要注意です。

閑話休題

過去の卒業生のプランを見ていて思うことは、合格者のプランは、はっきり言って、今一(いまいち)だということです。室形状が歪で、便所の位置がおかしかったり、構造もあやしかったりします。自分自身の合格プランを思い出してみても、よくあのプランで受かったものだと不思議に思うくらいです。

合格のポイントは、とにかく、図面を、一切のミスもなく、完璧に描き上げるということです。ただし、課題文の要求には出来るだけ応える必要があります。

ここに気付けるかです。

課題文の要求には100%応えた上での今一のプランとは、例えば、厨房とデイルームとを「隣接」させる要求があった場合、「隣接」は死守しなければなりませんが、厨房のかたちは細長かったり、L字だったりしてもよく、正形には必要以上に拘らなくていいということです。この場合、デイルームにも同じ事が言えます。

完全に個人的な経験則ですが、
今一のプランを、完璧に作図すれば合格できます。

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